登校渋り

今日も学校お休み。「登校渋り」ではなく「不登校」へ。焦れば焦るほど悪循環になる。

はい。2学期が始まって4日目ですが、これまで4日間お休みしました。

今回は体調不良ではなく、ランドセルが重くて立てないとかなんとか色々文句をつけて玄関から出ない状態。

登校2日目は「ランドセルが重くて歩けない」と言われたので、一番重い水筒とタブレット・自由研究を私が持っても行く気が全くなし!

もう本当にねイライラします。いや長男の気持ちを汲み取ってあげるとかなんとかありますが、イライライライライライラしてどうしようもない。

ここでイライラしない母親のお子さんは登校渋りや不登校になったりしないんだろうな。ってネガティブなことを考えてしまう自分に落ち込みました。

担任の先生との1時間にも渡る作戦会議も意味がないのかもしれません。お忙しいところ時間を作ってくれた担任の先生に申し訳ない。

そして2週間後の児童精神科の主治医の先生になんて伝えればいいのか焦っています。

ちなみに国が決めた不登校の定義には年間30日以上の欠席(病気や経済的な理由以外)が該当します。もう長男は20日ぐらい休んでるんじゃないのかな。

今後についての不安と焦り、そして行き場のないイライラで精神的にも不安になっていました。

私の心を軽くしてくれた本

長男が学校に行かなくなって、ひたすらインターネットで解決方法を探しました。

ただどのサイトにもすぐに解決する方法が見つかりませんでした。

「お母さんの接し方を変えれば子供も変わる」

「子供の良いところを褒めて自己肯定感を高める」

「学校の先生に相談する」

など表面的な事ばかりで具体的に「〇〇したほうがいい」「この症状であれば〇〇」と示してくれる情報、自分の求めている答えがありませんでした。

そんな中、「不登校 ブログ」のキーワードで検索すると「不登校から脱出した ランのブログ」に辿り着き、ブログ主のランさんが書かれた本を読みました。

子どもが不登校になっちゃった!

私が書いた本なのか!?と思えるぐらい私の苦しい気持ちを代弁してくれている内容が書いてあって、私のように同じように苦しんでいる人もいるんだ。と思えました。

難しい医療用語・心理学用語がなく、親目線で解説してくれて読みやすいです。そして親に優しいメッセージがあり、子どもが不登校になった時に初めに読んで欲しい本です。

そしてこの著書を読んで、

子供の心の根っこの部分を無視して、登校渋り問題に対応していたんだなって気づきました。

心に響いた文章

不登校になる子どもの特徴としては、

  • 優しい
  • 真面目
  • 人の気持ちがわかる
  • 物分かりが良い
  • 一生懸命、がんばりやさん
  • 正義感が強い
  • おっとりしている
  • 落ち着きがない、すぐ行動する
まさに長男!

そして親の特徴は、

  • きっちり子育てしている
  • 失敗させまいと子供の先回りをし、あれこれ言う
  • 過干渉で口うるさく言う
  • しつけに厳しい
  • 「人に迷惑をかけてはいけない」が口癖
  • 時間に正確
  • 責任感が強い
きっちり子育て以外は、ほぼ当てはまっている気がする。

親がきっちりしていて、責任感が強い人ほど、しつけが厳しくなりがちなので良くも悪くも子供の自己肯定感を低下させてしまいやすいです。

子どもが真面目でがんばりやさんの場合、大人から言われたことをきちんとしようとします。そしてできたからできたで、大人からさらにやることを求められてしまいます。

引用:子どもが不登校になっちゃった!

もっと勉強して欲しい!と欲を出してしまい、毎日の勉強を増やした時に長男から「どこまで増やすんだよ!」って怒られました。

不登校になりやすい親子の特徴の組み合わせで「まさにウチだわ!」「まさに私だわ!」とショックを受けられたあなた。「私のせいで不登校になった」と自分を責めないでください」

本当にあなたのせいであれば、あなたよりもっとしつけの厳しい親たちの子供も学校に行けていないはずです。

ご自身を責めるのではなく「今から何ができるのか?」を一緒に考えていきましょう。

引用:子どもが不登校になっちゃった!

まさに私のせいで不登校になったと落ち込んでいたので、この文章でどれだけ救われたことか。

落ち込んでいた日々を過ごしていましたが、長男のために今から何ができるのか?と前向きになることができました。
子供の不登校をご自身のせいだと責めている方は、ぜひ!読んでみてください。

また不登校の子のあるある現象12選では、ほぼ当てはまっていて対応方法が書いてあり本当に我が家のバイブルになってます。

不登校には、色々タイプがある

不登校になる原因には、いじめや友人関係、先生との相性、学業不振、エネルギー切れなど色々なタイプがあるそうです。

長男の場合は、「エネルギー切れ」だと思います。主治医の先生からも「他の子よりも疲れやすいのが原因かも」と言っていたのを思い出しました。

なので、不登校になってからは充電期間ということに自分を納得させ、毎日の家庭学習をストップし、ゲーム・YouTubeを時間を決めず好きにさせるようになりました。

家庭学習を毎日頑張ってた我が家にとっては苦渋の選択。でも長男のため。焦らない。焦らない。

まとめ

2学期が始まって4日間のお休みで親の私がかなり焦ってました。「このまま行かなくなったらどうしよう」「勉強が置いてかれるかも」など長男のためではなく、自分自身のための心配をしていました。

一番辛い思いをしているのは長男なのに。私ってダメな母親だ。そんなすぐに解決しない問題に毎日毎日悩んでいました。

現在では、この著書を読んだことによって心の余裕はないですが、どんなふうに長男と向き合い、過ごせばいいのかのアドバイスがたくさん詰まってました。

もう数日の間に3回読み返してます。読みやすいのも嬉しいかも

本当に難しい言葉や専門用語がなく、親に向けてのメッセージが多く詰まっています。

もし「これからどうすればいいの?」「いつになったら学校に行ってくれるの?」「不登校になったのは私のせい?」「不登校の子どもへの対応はどうすればいいの?」

そんな時は、一度読んでみてください。

さて、長男は明日は行ってくれのかどうか。いや期待しないで長男の心に寄り添おう。担任の先生に悪いかもしれないけど、お休み…かね。