「〇〇ちゃんだけ休んでずるい」「私(僕)も行きたくない」「〇〇ちゃんだけずるい」など不登校の子がいる家庭では、よく聞く会話ですよね。
もちろん我が家も次男が入学した時に壁にぶち当たりました。
次男が幼稚園の頃は、遊ぶだけだったのでお友達に「お兄ちゃん学校行ってないんだぜ!」って自慢してたぐらいです(笑)
入学してから勉強勉強・・・・休み時間は楽しいけど、授業が苦痛になってきたようで「学校いきたくなーい」「長男だけずるい」「僕も休む」など頭が痛くなる毎日でした。
でもこれから紹介する5つのことをしたら次男の中で納得したようで、以前より文句が減り、学校を休む回数が減りました。
あくまでも次男で成功した例です。長男みたいな「学校が怖い」とかが理由であれば別のアプローチをしていました。
次男と長男の性格だからこそ成功したかもしれません。
自分のお子様に試す時は、様子を見ながら試してください。
①月1回お父さんに内緒で休めるDAY
我が家の主人は、子どもに恐れられてます。
いつも子供たちとゲームしてきゃきゃ☆して遊んでますが、怒ると子供たちにとって怖いらしので使いました。
学校をお休みした日(風邪や病気以外)は、お父さんと話し合ってもらいます。
次男にとってこれは恐怖でしかないらしく、ズル休みした日は学校を休めて嬉しいのに夜になるとだんだんと顔が曇ってきます。
なので長男が休んでばかりでズルいよね。
だから次男には、月1回お父さんに内緒で休める日を制定しました。
使う日はもちろん次男の気分でいつでもOK!
使わない月は、200円で買い取る制度も導入してます。
ただし、月1回を使わずに貯めるのは禁止。なぜなら貯めるとMAX12日間の休める日はできるので。
この買取価格200円も学校に休まず行ければ長男のお小遣いより100円多くしてるのが大切です。
この制度を導入してから休む日が目に見えて減りました。
もしかしたら「月1回お父さんに内緒で休めるんだぞ!!」がモチベーションになってるのかもしれません。
②長男への不満は長男へどうぞ
以前までは、長男への不満は私が聞いてました。
理由は、
「長男が可哀想。長男も学校休んでるけど頑張ってる。言わないであげて。」
でも冷静に考えるとおかしいですよね。
次男にしてみれば、学校も休めてお母さんが庇ってもらえる長男。
そりゃ不満も溜まります。
なので直接言ってもらうことにしました。
「学校行ってないくせに」
「毎日、長男の宿題を持って帰ってくるのは俺なんだぞ」
「朝も起きないでゴロゴロしやがって」
「俺は毎日毎日学校に行って頑張ってるんだ」
出るわ。出るわ。
長男への不満を解禁にしたら毎日不満をぶつけてました。
最初は長男も傷ついてましたが、毎日言われて慣れたんでしょう。
言い返すようになりました。笑
そういえば、先日長男は学校に行って次男がお休みした日
「学校に行ってないくせに」って長男から次男へ言った時、長男は満足そうな顔をして、次男はバツが悪そうな顔してました。笑
③長男の状況を説明する
次男は、長男が学校に行かなくていい権利を簡単に獲得したように思ってたようです。
なので、不登校になるまでの経緯を話しました。
登校渋りして私が怒鳴り散らして行かせてたこと。
泣いても喚いても無理矢理行かせてたこと。
お父さんとも何度も話し合ってること。
私が毎日怒ってたこと。
家にいても目の前で私が何度もため息をついて傷つけていたこと。
など今考えると不登校の子への対応としてNGな事ばかりしてました。
次男が思っている以上に過酷だったようで黙りこくってました。
が、長男への不満はちゃんと長男へ伝えてました。
④担任の先生に協力してもらう
ズル休みした日や登校渋りした日には、担任の先生が次男へ
「お兄ちゃんはお兄ちゃん。次男は次男だよ。」
「お兄ちゃんが休んでるからって次男が休んでいい理由ではないよね。」
ハッキリと伝えてくれてました。
個人懇談会の時に長男の話をしました。
感覚で申し訳ないですが、私から見て次男は学校に行けるタイプ??なんていうか長男みたいに精神的な理由で休むんではなく、【勉強がわからない】【いじめられた】【先生が嫌い】みたいな感じで不登校になりそうな感じなんです。
んー。上手く言えませんがそんな感じです。
先生にも上の内容を伝えて、次男へ先生の言葉として伝えてくれました。
⑤長男の勉強量を味わってもらう
次男から不満を伝えられるようになってから長男は家庭学習の量を増やしました。
「家でゴロゴロしたり、ゲームばかりしてるってバカにするから見返すために勉強する」
上の学年の勉強や中学受験の勉強など頑張って取り組んでました。
そして次男が月1回のお父さんに内緒で休める日を使いきって、さらにズル休みした日に長男と同じぐらいの勉強をやってもらいました。
ただし長男は、上の学年の勉強。次男は、2年生だったので1年生の勉強です。
ページ数的に少なく見積もって24ページをやってもらいました。
最後は泣いてましたね。こんなに勉強したの初めてだったので。
そして長男に対して見方が少し変わったようです。
一方、長男は現在学校に行ってるので、宿題と4年生(現在の学年)の勉強のみなので「簡単!!勉強ってこんなに楽しいんだ!」と良い方向へ?進んでくれてます。
まとめ
人によっては全然参考にならないかもしれません。
ただ不登校の子を兄弟姉妹から守ろうとすると反発が出てきます。
子供たちの性格を見ながら対応していくと良い方向へいくんではないんでしょうか。
少しでも誰かの参考になれば幸いです。
また不登校や勉強に関して投稿していきます。
ぜひ見に来てください。