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不登校から脱出するために実践した5つのこと

こんにちは。かずはるです。

学校に登校してから1が月が経ちますが、1日だけお休みしたのみで残りは出席してます。

今回は、不登校から脱出した我が家が行った5つのことを紹介していきます。

※不登校になった原因は、一人一人違います。これは、あくまでも長男の解決事例になりますので参考程度にしてもらえると嬉しいです。

①精神科に通院したこと

不登校になった原因は、「教室が怖い」です。

担任の先生が嫌とかではなく、いじめられたからではなく「教室が怖い」の一点張りでした。

スクールカウンセラーに面談しても「様子をみましょう」

担任の先生に相談しても「無理矢理連れてきてください」→「様子をみましょう」

ネットなどで調べても「育て方が悪い」「母親が過保護・過干渉・怒り過ぎ」「母子分離不安」など結局、私が悪いことになってました。

家族に止められたけど精神科に通院した理由

主人や同居している義母、実母に精神科に受診してみると相談したところ、

「病院まで行く必要ある?」

「息子を精神異常者にするのか」

「精神薬を一度飲むと人生終わるってみんな言ってるよ」

など大反対でした。

でもネットの情報だって本当に精神科の先生が監修している記事なのか、スクールカウンセラーと担任の先生が言ってる「様子を見てみましょう」は何を根拠に言ってるのか疑うようになり、だったら精神科の先生に直接診察してもらうのがいいのではないのか。

そんな思いから児童精神科のドアを叩きました。

原因まで1年半もかかったが後悔はない

結局、不登校から脱出できたのは2年生の夏から3年生の春までかかりました。

時間がかかった要因としては、

  • 精神科の通院が月1回だから。
  • 処方される薬が微量すぎるため

通院している精神科では、薬を通常の量を出すのではなく、少ない量から必要なら少しずつ増やしていく方法です。

薬を飲んでから1年過ぎた頃に血液検査をすることで、原因だった極度の貧血と寝れているけど睡眠の質が悪く体力が回復していなかったことがわかりました。

鉄のサプリメントと少量の睡眠導入剤?を服用することで、朝の調子は見違えるようになり、元気に登校してます。

人の話やネットの情報を信用してはダメとは言わないですが、精神やその分野を専門とした専門家に受診することが大切だと感じました。

精神科の先生も「ネットの情報は見てもいいけど、全部信用しちゃだめだよ。監修しているって書いてあっても素人が書いた記事もあるし、でたらめなことも書いてることが多いから」って言われていました。

みなさんも注意してください。

②規則正しい生活を送る

規則正しいと言っても長男は、朝が起きれないので寝る時間は22時と決めていました。

朝は、精神科に通ってからは起こさないようにしていたので、7時だったり9時だったりと長男に任せてました。

夜更かししているばかりだと、身体の成長や精神にも悪いと何があっても寝てもらってました。

③将来について話し合う

不登校になってすぐの時には、将来のことや今後のことを話しても良い反応はしてくれませんでした。

ただニュースやYouTubeで将来のことや勉強のことなど流れてきたときに話題を振ったりと1日で話し合うというより、コツコツと少しずつ話し合う感じで2年間じっくりと長男と向き合いました。

その時に長男に伝えたことは、

  • 長男の人生だから好きに生きなさい
  • 勉強する意味がわからないと思うけど、勉強をすればやりたいことが見つかった時に舵を切りやすい。
  • 勉強しなくて損することはあるけど、勉強して損することはない
  • 公立中学は、小学校と同じような雰囲気。私立中学は、勉強すれば長男が気に入った、合った学校に入ることができる。
  • 次男に「学校行ってないくせに」って言われて嫌なら、文句が言えないぐらい勉強して見返してやりな

以前は、私にやれ!って言われてるから嫌々勉強してましたが、今では「こんな仕事に就きたいから」「こんなことできるかな」なんて言いながら頑張って自主的に勉強に取り組むようになりました。

以前投稿した「中学受験します」の件ですが、長男の希望で友達と同じ地元の中学校に行くそうなので止めました。

また不登校になったら始めるかもしれませんが、今は受験用の難しい勉強ではなく市販のドリルなど使って宿題と家庭学習を進めてます。

④最低限の勉強はさせる

不登校の親によっては、勉強はしなくてもいい。勉強をさせようとしたら嫌がる。怒るからさせてない。など話しを聞きますが、私は最低限の勉強はさせた方がいいと思ってます。

勉強をさせてない状態で学校に行けるようになったら、どうでしょう。

せっかく学校に行けるようになったのに今度は勉強についていけず落ち込んでしまうと思います。

長男も3年生の3学期・・・学期末から行き始めたので、毎日復習テストのオンパレードでした。

ただ持ち帰ってくるテストは全て80点以上や満点も取ってくることもありました。

そのお陰か、学校に行くようになっても勉強に不安を感じることなく毎日楽しんでます。

4年生に進級しても「算数楽しい!簡単」と嬉しそうな顔で話す長男を見て、無理にでも勉強してもらって良かった。って感じます。

我が家が力を入れていた勉強は、以下になります。

1 漢字

漢字の書き取りを毎日してました。

学校からもらったドリルでもいいですし、陰山先生の徹底反復〇年生の漢字も使ってました。

熟語も豊富に練習できるので助かります。

おススメです☆

2 国語

国語って教えるの難しくないですか。

私は国語は教えなくていいかなって思ったんですが、読書をしない長男に危機感を覚えふくしま式シリーズをするようになりました。

親でも「へー、ほー」って思う部分が多いので、一緒に勉強するとお互い楽しいです。

3 算数

簡単なドリルから始めて徐々にレベルを高くしていくと子供も大変ではないです。

授業を受けてなく、わからない単元が多い時は、この↑ドリルを使うと左ページに説明、右ページに問題があり解きやすいです。

4 計算

算数だけでいいじゃん。って思われるかもしれませんが、「算数楽しい!」って思えるのって計算が早くなると感じるんですよね。

毎日少しずつコツコツすると1年後には驚くぐらいの計算力が付いてるのでおすすめです。

この4つをコツコツ毎日勉強していくと、学校に行かなくても80点以上は取れるようになってました。

もっと勉強に時間をさけてたら凄い頭が良くなると思いますが、勉強30分弱で残り時間はYouTubeやゲームになっていたし、難しい部分です。

⑤好きなこと・興味があることを応援する

不登校の時にYouTubeやゲームばかりしていた長男ですが、たまに「これやってみたい」って言うことがあったんです。

例えば、

  • スクラッチ(プログラミングでゲームを作る)
  • マリオメーカー(マリオのステージを自分で作る)
  • プラモデル(ガンダムなど)
  • 料理

もちろん応援して色々揃てあげたけど、すぐに飽きることも多々あります。

スクラッチやマイクラ用にゲーム用パソコンを購入しましたが、結局フォートナイトで400レベル以上になってたり。

うまくいかないものです。

でも私たち親だって「やろう!」って思って道具を集めても飽きるとかあるあるじゃないですか。

だから何かに興味をもってくれただけでも感謝するようになりました。

今後、長男の中で夢中でなれるものが1つでも見つかれば嬉しいことです。

まとめ

不登校のお子様をお持ちの方は、毎日悩んで悩んで精神が病んでいる人もいると思います。

私もうつになりましたから。

ただ私から言えることは、ネット情報を調べたって答えはありません。

精神科や心療内科にお子様を連れて行って専門家に診てもらうのがおススメです。

もちろんヤブ医者のところはダメです。

口コミが沢山あり、評価の良いところに行ってください。

私はGoogleで「児童精神科」と調べて、口コミ内容を見て決めました。

「様子を見てください」たくさん言われてきました。

どんなことを見ればいいの?様子を見れば良い方向に進むの?など疑心暗鬼になって周りにあたってたかもしれません。

少しでもこの情報が誰かの役に立ちますように。