家庭学習

問題集やりっぱなしになってない?繰り返し解き直しをすることが重要!

ここ最近まで間違った問題を直してもらって正解すれば、そのまま見直すことなく進めていましたが、

「この前も同じような問題を解いたのに何で間違えるの?」

「同じ問題集を3周しているのに苦手な問題がある」

長男が同じような問題ばかり間違えていることに気づきました。

小学1年生の時は間違った問題を何回も解き直すことはなかったけど、小学2年生になり1学期のテストで100点を取れたのが1回だけ。毎日家庭学習をしているのに結果が出ずに悩んでいました。

調べてみると問題集を解きっぱなしにしているのが原因ではないのか?と結論にいきついたので家庭学習の内容を見直しました。

この記事では、問題集を解きっぱなしにしていた問題を繰り返し復習する方法と効果を紹介していきます。

間違えた問題を解き直すことに意味がある?

繰り返し間違えた問題こそ長男の弱点であり、長男の伸びしろ(宝物)だそうです。

間違えた問題を何度も解き直すことをおすすめしているのが、中学受験する高学年や中学・高校・大学入試などになりますが、低学年から問題を解き直す習慣をつけてもいいのかもしれないと感じました。

国語に関して長男は「組み合わせた言葉」が特に苦手で同じ問題集を2周しても同じ部分で間違うんです。使っているのは問題集です。

言葉を組み合わせて読み方を書く問題で

  • 「金」+「あみ」→〇「かなあみ」 ×「かねあみ」
  • 「船」+「そこ」→〇「ふなぞこ」 ×「ふねそこ」
  • 「雨」+「くつ」→〇「あまぐつ」 ×「長靴」

覚えれば答えられる問題も繰り返し解き直しなかった結果、問題集を何周しても意味がないことに気づきました。

もちろん間違えた直後に解き直しはさせてましたが、それだけでは意味がなかったんです。

解き直しが大切な理由

家庭学習をしていても効果が出ている人と出ない人がいますよね。その差が出る理由の一つは、「解き直し」をどれだけ徹底しているのかになっています。

間違えた問題の解答を見て正しい答えを書き直すだけでは「わかったつもり」になっているだけで理解までしていないそうです。だから同じような問題を同じように間違えるため、正解率も下がっていくことも。

解き直しを徹底することで定着度に7倍の効果もあるそうです!

長男も解き直すことで同じ間違いをすることが減ったし、解くスピードも上がったと感じてます。

「わかったつもり」で終わらせず、「理解して、できるまで」解き直すことが大切!

解き直し方法

STEP1 間違った問題はすぐに解き直す

間違った問題は、その場でもう一度解いてもらいます。小学2年生の問題なので「間違ってるよ」と伝えると解答を見なくても解き直すことができます。

そしてまた数日たったあとに解き直せるように付箋を貼っておきます。(解き直し1回目)

長男が一人でも解き直せるように答えを消して、間違えた問題に印をつけます。

STEP2 説明できるようにする

答えを覚えているだけで理解までできていない可能性があります。。そんな時は「なぜそうなるのか」説明してもらいます。

「答えが合ってるからOK」ではなく「なぜそうなるのか」を理解できているかが一番大切です。

STEP3 間違えた問題は繰り返しする(2回目~3回目)

付箋を貼った部分を1ヶ月~問題集が終わってからなど子供の様子を見ながら取り組んでいます。(解き直し2回目)

2回目からはドリルや問題集から切り離してオリジナルの問題プリントにして保管してます。

夏休みに毎日の勉強に追加した「朝5分ドリル」の裏面にスペースがあったので、ドリルで間違えたページに+αとして、学校で間違えた問題や違う問題集の問題をコピーや切り取って貼り付けてオリジナルの問題プリントにして取り組んでもらってます。

両面にすると効率がアップしますよね

そして「説明できなかった問題」「再度間違えた問題」は、さらに1週間~1ヶ月ぐらいあけて解いてもらいます。(解き直し3回目)

STEP4 間違いノートを作成する

STEP3で3回間違えると「間違いノート」に書くようにしてます。そうすることによって本当に長男が苦手な問題だけをまとめたオリジナルの問題集が作成されます。

つまり長男の苦手な部分が一目でわかるようになるし、伸びしろの部分です!
小学2年生だからか、まだ2問しかないです。この問題簡単だけど、なぜか長男は間違えるんですよね。不思議…

解き直しするには時間がかかって面倒臭いが本音

間違えた問題を期間をあけて解き直すには時間もかかるし面倒臭いと感じる人も多いのではないでしょうか。

また間違った問題ってどんどん溜まっていきませんか?

だから我が家では、毎日の家庭学習の中に取り入れることにしました。

毎日「音読」「百マス計算」「漢字ドリル」「算数ドリル」「国語ドリル」の内から2つ選んで取り組んでいますが、そこに+αとして「間違え直し」を追加しました。

 

1日1枚取り組んでるので、間違い問題がどんどん溜まる心配はありません。

取り組んでみた効果

間違えてから効果が出るまで1ヶ月~2ヶ月ぐらいかかりますが、同じような問題を間違えることが少なくなりました。そして

算数と漢字得意になってきた!

苦手意識が薄れてきたのか、以前のように嫌々することが減ったような気がします。

間違った部分を消しゴムで消したり、コピーしたり、問題集から切り取って貼り付けたり親の負担が大きくデメリットの部分もあります。

でもこれからの勉強をしていく上で基礎が本当に大切になってきますし、ここが親の頑張り所ではないでしょうか。

現在、ワンランク上の学力をつける「特訓ドリル」に取り組んでますが、基礎は満点で、ワンランク上の問題で少し間違えるぐらいになってます。

中学受験を考えていない我が家では基礎学力を大切にしているので、この間違い直しをするのが長男に合っているのかなって感じてます。

  • 勉強しているのに点数が取れない
  • いつも同じような問題を間違える
  • ケアレスミスが多い

などお困りの人は、ぜひ記事を参考にしてもらえると嬉しいです。