家庭学習

小学2年生の九九を家庭で教えるコツは?かけ算の練習方法や1ヶ月で覚え方を紹介!

夏休みが終わると小学2年生の算数で一番大切な九九の勉強が始まります。小学2年生の勉強の中で一番の山場と言えます。

ただ「九九をなかなか覚えられない」「九九でつまづいた」そんな話をよく聞きます。そして長男も夏休み前から取り組み始めましたが、最初は覚えられず壁にぶち当たってました。

そんな九九を覚えるのに苦労していた長男が約1ヶ月でスラスラ暗唱できるようになり、ドリルや問題集もサクサクと進めることできるようになりました。

この記事では、長男が九九をサクサクできるようになった方法を紹介していきます。お子さんに九九を覚えさせたい!苦手だからなんとかさせたい!など悩んでいる人へ参考にしてもらえると嬉しいです。

STEP1 歌に合わせて覚える

無謀にも最初は、九九の表を一緒に読み上げて覚えようとしましたが、数日後に興味を無くし「やらない」を言われ、どうしようか悩んでいたらYouTubeのかけ算の歌に反応してくれたので進めていきました。

毎日一緒に歌うことによって、2週間ぐらいで完璧に覚えられましたよ

毎日聴き始めて1週間ぐらいからゲームや遊んでる時、勉強している時など気づかないうちに口ずさむようになってました。

もちろん九九の表で覚えられる子もいると思いますが、反応がイマイチの場合は、ぜひYouTubeの九九の歌をおススメ。歌で覚えると1の段から9の段まで一気に覚えられるのがメリットです。

長男が気に入った九九の歌のYouTubeです。他にも「すみっコぐらし」「ポケモン」「鬼滅の刃」などお子様が好きなキャラクターのYouTubeで覚えるのもいいかもしれません。

色んなYouTubeの九九の歌に目移りしてしまいそうですが、一つのYouTubeの九九の歌で覚えるのがポイントです。

リズムなど違う九九の歌を長男も色々見ていましたが、自分の好きなYouTubeが決まると覚えるのも早かったです。

また九九の歌のCDも販売されています。

ドラえもんが好きな人にはピッタリですね。お子さんに合う歌をぜひ!一緒に探してみてください。

STEP2 暗記できたかアウトプットする

九九の歌を覚えてすぐにドリルや問題集に取り組むと「やりたくない!!」と長男が拒否されました。なので九九の歌を覚えたからと言って、問題を解くのが難しいと感じる子もいるかもしれません。

あれ?長男だけ…?

そんな場合は、ドリルや問題集に取り組む前に視覚から再度覚えることにしました。

九九チャレンジ アプリ

九九チャレ - かけ算の学習をおうえんします

九九チャレ – かけ算の学習をおうえんします

Makkajai Edu Tech Private Limited無料posted withアプリーチ

我が家で取り組んでいるのは九九チャレです。九九の基礎から応用まで学べる星4.5と高評価のアプリになります。

学びコースでは、「九九を覚えよう」「九九のひょう」の2種類があり、読み上げ機能もあります。

またこのアプリの凄いところは、「じゅんばん」「バラバラ」「むしくい」「ぶんしょう」の4種類の問題に挑戦することができます。

九九チャレで精度を上げていくと長男も自信がついてきましたよ。

表で一緒に確認する

アプリ以外にも九九の表をお風呂や子どもの目につく場所に貼って、歌を歌いながら確認していくのもおススメです。


インド式かけ算表もあります。1×1から9×20までと暗記する量が多いインド。19の段まで覚えることによって速算力が付き、計算力が上がるそう。

お金をかけなくない人は、100均や無料ダウンロードを利用するのもいいかもしれません。

STEP3 九九の概念を身に付ける

九九を覚えたら大丈夫!ではなく、かけ算の概念(仕組み)を理解していかなくては、割り算やその後の応用などにつまづく場合もあります。そうならないためにもかけ算の暗記が終わったらドリルや問題集に取り組む前に身に付けていきました。

(かけられる数)×(かける分)=(全体の数)

これがかけ算の概念になりますが、言葉で子どもに理解させるのは難しいですよね。なので我が家は「特別支援教育わくわく教材」さんの無料プリントを使って概念を理解させていきました。

 

引用:特別支援教育わくわく教材

すでに九九を暗記できてるのでイラスト付きのプリントをすることでかけ算の概念については苦労することなく理解してくれることができました。

STEP4 ドリルや問題集に取り組む

九九を暗記してアプリや九九の表を使ってアウトプットし、さらに概念を理解できるとドリルや問題集に嫌悪感を示さずに取り組んでくれるようになりました。

簡単なドリルや問題集から始めて徐々に難しくしていくと良いと子供に負担なく進めることができます。

我が家の最終目標「かけ算の百マス計算をする」なので、百マス計算を2行(20問)ずつから始め、慣れてきたら3行(30問)4行(40問)と増やし、現在は5行(50問)まで解くようになりました。

とにかく長男が「やりたくない!」と言われないように量を調整しています。

使っている百マス計算は、こちらです。

お子さんが取り組みやすいドリルを選ぶのがポイント

あとは文章問題や難しい問題に取り組んでいけばかけ算は完璧になるかもしれません。

まとめ

この記事では、約1ヶ月でかけ算を覚えた方法を紹介しました。

  1. まずは歌で九九を覚える
  2. アプリや九九の表を使って覚えた九九をアウトプット
  3. かけ算の概念を理解する
  4. ドリル・問題集に取り組んで完璧に

九九の表を使って覚えることを一番初めにやりましたが、長男の「やりたくない」宣言からYouTubeの九九の歌から始めることにしました。

歌だと長男も楽しく取り組み2週間ぐらいで覚えることができ、アプリを使ってアウトプットやかけ算の概念を知ることで理解を深めることができました。

親も子供もお互い楽しくかけ算を覚えてみませんか。九九の暗記に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。